2019/01/14 12:08

私たち「合同会社UBU artworks」は、若手芸術家の独立支援を行っています。

また今後は、美術展の企画・運営などを通した、作家とお客様双方への継続的な働きかけも行っていく予定です。

これからの私たちの活動予定や、美術に関する情報は、本blogにて定期的に発信してまいります。


◆既存の支援団体などと違う点は?

 画廊による委託販売では、画壇の評価や美術展への入賞歴により作家の選別がされるため、既存の評価軸に適う作品しか販売の対象とされていません。そのため、才能や技術に恵まれていても、応募や販売の意欲が薄い作家の作品を正当に評価することが難しいのが現状です。
 私たち「合同会社UBU artworks」は、既存の評価軸からこぼれてしまう「芸術家の卵」たちのデビューに併走し、マーケティングや各種手続きの支援を継続的に行うことで、作家の「価値創造」を支援する企業です。

◆どのような会社なの?

 私たち「合同会社UBU artworks」は、美大生やセミプロ作家が「芸術家」として独立できるよう、併走支援をするために設立された会社です。
会社名の「UBU artworks」は、まだ誰の目にも触れたことがない美術品である「うぶだし」という美術用語から着想をうけたものです。

 現在の日本では、画壇に評価され美術展で多くの賞を獲得した者でさえ、芸術家・作家として生計を立てていることは少なく、企業に雇用されるデザイナーやクリエイターとなることが大半です。
 また、本来若手を支援すべき助成金なども、すでに一定の成果を上げている中堅以上の芸術家を支給対象にしていることが多く、無名の若手を商業面から継続的にサポートするような体制に乏しいのが現状です。
 私たちは、このような状況では、そもそも若い世代の芸術家が「芸術家として生きていく」という目標を立てられないのではないかと考えています。そのため、作家同士がお互いに意見交換できる場や、購入者からのフィードバックを得られるような場を構築することで、自分の作品が継続的に販売でき、ビジネスとして成立するということを認識してもらうために「合同会社UBU artworks」を設立しました。